お通夜の席で喪主様のご挨拶。
21日早朝に様子がおかしいと連絡をもらい、駆けつけた。
そのとき代表と看護師と点滴を続けるかどうか、話し合いをした。
そしてその時気づいたことは、口からものを欲しない母が点滴をすることで身体に負担があるのではないかと・・・。悩んだ末、点滴をやめることにした。
そのとき、簡潔にいうと、代表から「今を大事にしろ」という風なことを言われ、はっと気づいて母の傍らに寄り添うことにした。点滴をやめて9日間母と十分に最期の時を過ごせたことをありがたく思う。
前にいたグループホームからこの近くに家を建てたことで、知人の紹介でGHあみに移ってきた。
スタッフの皆様には家族のように心を込めて介護していただき、母は幸せだったと思う。
本当にありがとうございました。
という風なことをおっしゃっていただいた。
点滴をやめて何も食べられず、飲まれず、たった一人の息子様が9日間、奥様と交替でお母さまとともに過ごされた時間はとても貴重な時間だったと思います。
そして最期息を引き取られるとき、お母さまを抱きしめて送られました。
お母さまのいのち(エネルギー)が息子様にバトンされたのです。
お上品でとてもきれいな好子様に出会えたことに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。